[コーヒー]ドミニカとアイスの事

kazurateiutubo2011-06-27

今回の限定焙煎はドミニカですが、いつもはすっきりした豆を選ぶのですが
今回はバラオナ地区の豆ですね。
ここの豆はちょっと豆質が堅め、ちょっとだけ深煎りにしないと
皺の伸びが悪く、エグ味と酸が出ます。
しかも煎りムラが大変な量で、性根込めて選ばないと
大変な事になります。

今朝、試飲したドミニカは芳醇なドライフルーツのような
香りが出ていました。柔らかなコクが出ていてマイルドな
仕上がりです。思いのほか難しく面倒な豆です。

昨日のアイスリキッド用のコーヒーもホットで試飲しました。
香りは深煎りの強いフレーバー。
大丈夫かなと思いましたが、口に含むと苦味はさほど強くなく、
びっくりするくらいコクがあり、甘みもでておいしかったです。


この豆が次回アイスリキッド用のベースになるインドのマラバールです。
だいたいこのまめはこの色。
ミルキーホワイトというのですが、他のインドも白っぽい豆が
多いです。
ところがこの豆、とんだ食わせ物でして、優しそうな顔をして
実は根性が悪い(笑)というか根性があると言うべきか。
ちょっとやそっとの焙煎度では、いい味が出ません。
ぼんやりしていると、見かけに騙される豆です。
私はニルギリ産のインドが好きなんですが。