象のごと太か豆

大きい方がマラゴジーペで、小さいのは普通のブラジルです。
倍近く大きいです。味の方は見かけと違ってさっぱりとしています。
悪く言えばコクが無く大味、良く言えば雑味が無く素直で使い易い豆です。
舌離れが良く、暑苦しいこの季節の夏ブレンドにぴったりです。

マラゴジーペとはブラジル　バイア州のマラゴジーペで見つかったアラビカ種の一変種
マラゴジーペで見つかったのでこの名前です。
怖いもの？見たさに一杯いかがでしょう(笑)

メキシコ　ラプエブラ農園の豆ですが、レインフォレストアライアンス認証の豆です
(以下RAと書きます)
RAの退屈な話、ちょっと長いよー。
RAは自然保護、耕作方法、地域社会の三部門から構成される厳しい基準があります。
例えば
・農園とその周辺の生態系保護を行う事
・化学肥料の規制、廃棄物、有害物の管理と処理を行う
・水質汚染管理や農業従事者の待遇や生活向上をはかる事
など多岐に渡っています。
またコーヒーの伝統的な栽培は原生樹木が作る日陰(シェードツリーといいます)での
栽培が生態系維持に役立つという認識があり、この認識が認証基準として採用されています。
・強い日光からコーヒーの木を守るための原生樹木が12種類以上で70本／haが必要と決まっています。
これはですね、甲子園のグランドに100本以上の原生樹木が必要という事になります。

かいつまんで説明しました。
花でも見ましょう。

写真を休んでいた時期に撮りためていた物で、ちょっと時期がずれて来ました。
RAの話しをした所為でもないけど、熱帯雨林を思わす雰囲気の花達ですねー。