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今回の限定焙煎はインド　バルマーディ農園と哀愁晩秋ブレンドです。


夫との今ひとつ盛り上がらないドライブの帰り道、地元の産地直売所に寄ってみる。


店内に入ると新鮮な野菜や果物がいっぱい並んでいて、目移りしてしまう。
手に取って見ると、取り立ての瑞々しさがよく分かる。
しかも安い。
早速、長ネギ、里芋等をカゴに入れ、ぐるっと一回り。


「アッ、こっちにも同じ物がある。エーッ、こっちの方がきれい」
後から見る野菜の方がどうもよく見えて仕様がない。
一枝はさっきまでカゴに入れていた長ネギや里芋を、
取った所まで返しに行く。


人の動きに逆らって戻るので、どうしても時間が掛かってしまう。
きちんと元の場所に戻さないと気が済まない性分だから仕方が無い。


何度か同じような事を繰り返し、レジを済ませて店を出たときには、
辺りはすっかり黄昏れていた。
家までの帰り道、私一人、盛り上がったのは言う迄もない。

インド　バルマーディ農園と
哀愁晩秋ブレンドです。

インド、ニルギリは紅茶だけでなくコーヒーもおいしい。
バルマーディは個人的にも大好きな農園です。
ここの豆をフレンチの深煎りに仕上げると、
柔らかな苦味とコク、甘味が絶妙のハーモニーを奏で、
とってもおいしい深煎りコーヒーになります。
ここの農園はシュタイナーが提唱した独特のオーガニック農法を
実践しています。
柔らかな苦味と甘味が同居した、晩秋に相応しい濃厚ブレンドです。
詳しくはhttp://www2.synapse.ne.jp/arakiya/2011gentei/aishubanshu-blend.html