恋愛小説

今、僕の瞳は少女マンガの主人公みたいに
おめめがキラキラ、星が瞳の中で輝いています。
なかなか面白い恋愛小説を読み終わった所。


上の子が色んな本を借りて来るので、
ちょっと摘んで読むのが最近の習慣になっています。
自分では読まない本や知らない作家の本が読めるのは
面白いものです。
さて、恋愛小説のタイトルは
「百瀬、こっちを向いて」 中田 永一 です。


彼がロマンチストでないのはよーく知っているので
何これは、と聞いてみました。
乙一が書いたんじゃないかと言われてる本」
なーるほどA一とZ一、怪しい、読んでみると
「いやいやこれは乙一でしょ」
というような、やるせ せつない短編で
中田 永一作だからか、皆、明るい終り方で
読後感も爽やかでありました。

たまにはこんな本もいいかな、もう十代は遠い過去に
なりましたが、気分は若返りました。
乙一のブログの本「小生物語」は暗いと思ってた乙一
イメージを覆して面白く、彼の感性がちょっとだけ分かります。
恋愛小説を読んで見たい方には「百瀬‥‥」はお勧めの一冊です。