冤罪

kazurateiutubo2008-05-24

あれから僕は静かに、静かに日々を送っていた。
蚊も蠅も殺さず、ただじっと日々が過ぎるのを見ていた。


 或日の事、軽トラックが止まり男が降りて来て庭に薬を撒き始めた。
「いつもの農薬ですね、お疲れさま」と言って、ふと足元を見ると
ビオラに付いていたツマグロヒョウモンの幼虫が悶え苦しんで死んでいた。


「えっ、オオ俺じゃないよー」
早くも遠くに羽音が聞こえて来る、僕は大急ぎで店を飛び出し
逃げた。走り、電車に乗り、バスに乗り知らない街のボロアパートに
転がり込み、ふかーく地下に潜った。
ここは都会だから虫の数は少しは少ない。
暫くはここでジッとしとこう。


しかし、この部屋にも虫が二匹いる。一匹はゴキブリで豪という名前が付いてる。
もう一匹はカナブンだ。
カナブンと書いたら怒りだした。
俺の名はカーナブーンだと言ってる。
 変な虫達だが、彼等も思う所があるのか
他の虫達との接触を避けているようだ。
多分、言い付けに行ったりしないだろう。


まあー、何はともあれ、こういう状態だからブログの更新が出来ないかも知れない。
無事に生きているから心配しないで欲しい。
では、さようなら。


ついでのような花です。コーヒー豆屋だから忘れられないように
コーヒーの事も書かなくては。
この写真は昨日と同じ?ようで違うけど分りますか。
じぶんで分らなくなって来ました。