家電物語

kazurateiutubo2009-08-11

ちょっと前、クーラーが断末魔の声を上げて
動かなくなりました。

日曜日には電話が悲しい声を残して音信不通になってしまいました。
いったい何処にいってしまったのでしょう。

仕方なく、ピカピカの新しい電話を買って来ました。
前任の電話に悪いので新しいのはfax無しにしました。
古い友達がいなくなって寂しいのか、インターフォン
元気がありません。

以前はピンポーンと小気味の良い音を家中に響かせていたのに、
今じゃンプーンと不思議な、短縮した音を出して事を済ましてしまいます。
肝心のピとポが聞こえてこないのです。
心が寂しいのかも知れません。
そういえば、電子レンジもへそを曲げているようです。
いつまでも皿を回しているくせに、全然温まらない事があります。
冷静なやつだと前から思っていましたが、ここまで冷たい奴だとは、
思いませんでした。


そんな中で元気なのは冷蔵庫と洗濯機です。
突然、思う事があるのか、ブルブルと身震いした後、不思議な音を出して
生きてる事を主張しています。
それともあれは機嫌が悪い時のうなり声かも、とてもやる気のアル音には
聞こえません。グータラと聞こえます
古代ローマ帝国の雄叫びアラララーイだったら嬉しいのですが・・・

洗濯機はさらに過激です。
静かに仕事をしていたかと思ってると、突然ギヤッとすごい声をあげて
存在を示します。

よほど汚い洗濯物を突っ込んだのでしょう。
間違っても私の服じゃないと思うんですが、
その内ストライキを起こすんじゃないかと気が気じゃありません。
ひょっとしたら、地味な男共の服じゃなく、もっと明るい色の服や
花柄の服だったら機嫌が良くなるのかも知れません。
他にも色々家電物語はあるのですが、今日はここまで。