鳥と花

kazurateiutubo2008-03-17

天気が下り坂ということで、大急ぎで朝、ミゼットさんが花を切り落としてました。

今日は暖かく、アンテナではシジュウカラがツツッピーとのんきに鳴き
カワラヒワも合わせてピロロコロロ、のんびりして良いなあ、なんて思っていたら
ミモザの木で雀とメジロがチュンチュン、チュルチュルチュメチュメ、チルチルミチルと
陽気な事!
嫌々賑やかな、なんて思っていた所にリャーリャーとけたたましい声。
ムクドリだ。途端に周りは静かになった。
何羽かいるらしく非常に五月蝿い。


この時期、数年前まではキレンジャクヒレンジャクが群れて渡って来ていたが
最近ではとんと見かけない。


もう20年くらい前の事、ドンと音がしたので外に出てみると、ヒレンジャクが死んでいた。
どうも窓にぶつかったらしく、首の骨が折れていた。
手に取ると意外な程軽く、メタリックな緋色がとても美しい。胸の羽がとても柔らかく
その美しさと繊細さに感動したのを覚えている。
犬のようになつけばもっと身近な存在になるのだが、
鳥を手に取る機会はなかなかない。
まあ、手に取れない方がずーと良いのだけど。


ところで、この鳥は近所の子供が「僕にちょうだい」と言って来た
どうするのと聞くと
「お墓をつくって埋めるから」と言う。
彼もこの鳥が美しく、もっと見ていたかったのかも知れない。


その彼も、今では立派な父親だ。


レンジャクは今年も現れそうにない。
そういえば、去年、シロハラが死んでいた。ちょうど鳥インフルが話題になっていた頃で
こちらは、市の方に連絡して持っていってもらった。