ショウリョウバッタの話

kazurateiutubo2007-11-09

エコバッグにも刷ってあるショウリョウバッタの話ですが
この話はゴーオンの付録で考えた物です。
話をローマ字にしたのは柄みたいな物にしたかったから、
読みづらくってもいいかー、デザインだからと思ったんです。
それでもなんて書いてあるのか
気になってしょうがない、という方もいらっしゃるかも知れないので
ここで書いてみます。


「お父さんの昔話」


貧乏でお米も買えないバッタがいました。
ある日、バッタはコガネムシの所へお金を借りに行きました。
「少しでいいからお金を貸してよ」
「ダーメ」
「じゃー、お米を少し貸してよ」
「ダメ!」
「少量でいいからさ、ほんの少量」
「ダメ!!」


バッタは「ケチ、ケチ、ケチ」と泣きながら
飛んで行きました。
それからこのバッタの事を「ショウリョウバッタ」と呼ぶようになりました。
その証拠に今でも「ケチ、ケチ、ケチ」と鳴いています。

ゴー「我々、仲間内じゃ、あいつは寸借詐欺バッタと呼んでるんだ。
いつも少量、少量といって色んな物を借りて行って、そのままさ。
コガネムシは良い奴だよ、ケチでも何でも無いよ。なあ、ブーン」
カーナ ブーン「うん」