靴下

寒くなってきたので、冬用の靴下を出す。
冬用は靴下屋の靴下が多い。ゴムや靴下の厚みが
気に入ってる。
それに安いし。

ところが、1年経っただけで、親指の所が薄くなっている。
もう少しで破けそうで、破けない。
なんか貧乏臭くていやだが、穴が開かないと
どうも捨てる踏ん切りがつかない。

「ボク、まだ頑張るからね」と健気に頑張ってるようで
「捨てないでー」と言ってるようでなかなか捨てられない。

いっそ、どかーんと穴が開いてくれないか、と願っている。
足の裏も同じように薄くなってから、なかなか破れない。
子供の頃は、破けたら繕っていたから、こんな事を
言うのは、撥被りなのかもしれない。
大きな声でいっときますが、全ての靴下が
こうではありませんよ。