トオル君の怖い話2

kazurateiutubo2010-01-04

トオル君の怖い話2です。
正月そうそう変な絵でスミマセン。


あのおばあちゃんの幽霊を見た後、
時々まぶたがまだ完全に閉じてないときに、
唐突に金縛り突入、なんて事が何度かありました。
ある日の事。
そのときは枕を高くして眠りに入る
姿勢だったので、金縛り中も足元は見えていました。
目が見えながらの金縛り状態はちょっと怖いものがあります。
「イヤだなー、なんも見えなきゃいいなー」
なんて思いながらぼーっと足元に視線を移すと
お約束通り、そこには黒っぽい人影が背中を向けて
立っておりました。
確かに最初はゾゾーっとしたわけですが、
でも私にはその「ナニモノカ」は数年前他界した
私のじーちゃんに思えたのです。

それはなんとなく直感で感じたわけで、こちらを振り向く
こともなく金縛りが解けたらいつの間にか消えていました。

それともあれは座敷ジジーだったのでしょうか?