あなぐま
数年前から庭に穴を掘るヤカラがいます。
まったく正体がつかめないまま数年、六月の初旬、今までの中でも
大きな穴が掘られていました。
それもあちこちに執拗に穴を掘っています。
その穴の数日前には近所の三毛の毛が大量に抜けていました。
先日、ケモノに詳しい方に聞くと「それはアナグマでしょ」
「こんなとこにアナグマいるの?」「いますよ、皇徳寺では道路を歩いているし」
「まあ、皇徳寺は山の中だから」
そういえば猫より大きな足跡が一つ残っていた。
一応、クマという名前は怖そうだ。
ミミズを探すため穴を掘り、夜行性で縄張り意識が強く、大きな爪で穴を掘る。
狸より一回り大きいとのこと。
三毛の毛が大量に抜けていたのは縄張り意識の強いアナグマと喧嘩したのかも。
三毛に聞いても「ニャ」としか言いませんでしたが、
写真を見るとなかなか可愛いヤツでした。
夏模様
店の中はすっかり夏模様に替わりました。
キャンディー包みになった貝、数年振りに見ました。
真ん中の黄色い巻貝が宝貝です。
屋久島で拾った貝の破片がイルカみたいな形で面白かったので拾って来ました。
吹上浜で子供達と拾った貝、お皿に乗ってお菓子みたいです
これは奄美大島土産で貰った貝、年数が経って来たのでピンクの所がはげ、
青色もくすんできました。この貝を作る時、土の中に埋めて、肉を腐らせて
貝殻だけにするらしいのですが、強烈に臭いとの事でした。
この貝は大きな貝から、小さな数ミリの貝までみごとに穴があいています。
今から四十年近く前に礼文島から拾って来たもの、漁師さんによると
「みんなヒトデが穴開けたんだー」という事でした。
最近テレビで桃岩ユースの人たちが「ギンギンギラギラ〜♪」と歌っていましたが
昔のまんまでした。
健口体操
もう十年以上三か月に一回、歯学部付属病院に通っています。
お陰で歯垢0%、苦痛だった染め出し&指導が楽しいくらいです(うそです)
今は補綴(ブリッヂ科)の方へ行く事になり、渋々通っています。
補綴はガリガリ削るし、それにつれて左肩が緊張で異様に痛くなるのが嫌なのです。
それはともかく、待ってる数分、このポスターを見て健口体操を
こっそりやってみるのです。
誰かに見られていたら恥ずかしいので、こっそりとうつむき加減で
やるのですが、やっぱり最後のグルグルは難易度が高く
美味く出来ません。
先日はこの絵をみて、笑ってる方がいて緊張をほぐす効果もありそうです。
顔の筋肉やベロの筋力を上げて嚥下力を高めるのでしょうか?
次回確認して来ます。
シロアリ
六月になるとシロアリが何処からともなく飛んできます。
雨の上がった今日がその日でした。
毎日飛んでくるという事はなく、六月のうちのほんの二、三日で、
雨上がりの日が多いようです。
いつもならコウモリがいっぱい飛んで来て食べてくれるのですが、今日は姿が見えず、
シロアリ共はやり放題。羽アリが飛んで来たときは「あー、羽アリさん」とまだ
「さん」付きで呼べますが、シロアリに関しては「てめーアリに化けたゴキブリヤロー、成敗してやる!」となるのです。
で、私は一年の内、数回しか使わないシロアリ用のスプレー缶を持ち出して「プシュー」といつもやる訳ですが、
今回いくら押してもその「プシュー」が出ないではないですか!
一生懸命押して出たのは薬剤が数滴、ポトッと落ちただけ。
どうも買って長年経過したため、中のガスが抜けているようです。
シロアリどもは店の中に入ってくるわ、羽を脱いで這いずり回るわで大変です。
でも、店にはもう一つ、「ルーチョンキ」(懐かしい響きクレージーキャッツでしたか)が置いてあります。
これは蚊をやっつけるための物ですが、効きました。さすがです。
日曜日はルーチョンキでイラガも退治しました。
しかし、手に付いたシロアリ用の薬剤の臭さに、私の方もやられてしまったのでした。
■
雨の中、信号待ちで立ち止まった男は、雨に濡れる足下に目をやった。
跳ね返りの泥で買ったばかりのズボンの裾が汚れている。
職場までの距離を思うと男は憂鬱だった。
「それにしても・・」
男は自分の足をマジマジと眺めた。
俺はこんなにO脚だったのだろうか、昔はもっとスラッとした足で、真っすぐに伸びていた。
しかも、もう少し長かった筈だ。
その日の夕食のテーブルで、向かいに座るツレにその事を話してみた。
「そう?昔からそうだったわよ」取りつく島もない返事。
いやいやそんな筈はないだろうと古いアルバムを引っ張り出してみる。
そこには二十数年前の自意識過剰のニキビ面の高校生がいた。
取り立てて足が長くも無ければ、真っすぐに伸びてもいなかった。
男にとって、もっとショックだったのは、つい昨日の事のように思っていた学生時代が
色の抜けた、妙に黄色っぽい写真になっていた事だった。
男はセピア色の写真を手に、思えば遠くへ来たものだと感慨に耽るのであった。
ダンディーなパパへ、優しい苦味が絶品のコーヒーでちょっと一服しましょう。
パプアニューギニア シグリ農園と
ダンディーパパ ブレンドです。
ブルーマウンテンの苗を移植して作られたシグリのコーヒー。
大粒でとってもきれいな豆です。ブルマンよりボディーがあり、
やや深煎りに向いています。素直な味で舌離れの良く、やさしい苦味が
特徴です。後味がとっても爽やか。バランスの良いコーヒー。
父の日にピッタリのおおらかで優しい苦味のブレンドです。
くわしくはこちら
http://www2.synapse.ne.jp/arakiya/2013gentei/dandypapa-blend.html